周りの自然が好きで、
じっと静かに見える光景も良く見ていると動いている。

落ち着いて眺めていると、
月は上に、雲は消え、風は遠ざかっています。

そんな自然をいつも部屋の中で感じたくて、
２０年ほど前から描き始めました。

動いているけど動かない感じ、
見えないけれど、遥か遠くからやってきている
自然界の元の力による揺らぎ。

人の心から自然が遠ざかることは、自然も遠ざかる時。
それは人の未来がきえること・・・。

描いていると、自然の声が自分のなかで蘇ってくる気がします。

アートセラピストとして活躍中の黒須美枝が、
銀座で自らの作品を発表します。

鑑賞する方には素敵な想いが深く残り、
購入した方には心の糧となる。

そんな珠玉のメッセージが
ひとつひとつの作品に添えられた、
優しく透明感に満ちた展覧会です。